『クリスマス・キャロル』の作者ディケンズは、クリスマス時期を         
             
「よい時、すなわち、優しい気持ちになり、人を許し、慈善を行う楽しい時。
長い一年のあいだで、私の知る限り、唯一、男も女もみんな閉じた心を自由に開く時期」
と言っています。

クリスマスは12月25日の4週間前の日曜日からスタートします。
24日のイブまでの時期をアドベント(待降節)とよびます。
アドベントクランツに立てられた4本のキャンドルに、
日曜日ごとに 1本ずつ灯をともします。
イブのすぐ前の日曜日には4本に灯がともるわけです。

12月24日
クリスマスイブです。

12月25日
クリスマス、キリストの誕生日です。

1月6日
エピファニー(公現節)です。
クリスマスツリーをしまい、5日の夜を最後ににキャンドルの灯を消します。
クリスマスからエピファニーの1月6日までの夜を十二夜と呼びます。



クリスマスカラー
金 ベツレヘムの星や、高貴さ、大切さを表します。

赤 りんごの実、サンタクロースの色、楽しさと愛を表します。
緑 エバーグリン、力強い命、春を連想させます。
白 純潔さ、雪、美しさ、やがて訪れる春を待つ気持ちを表します。

       
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りんごは幸福や生きる喜びをもたらす果物として尊ばれてきました。
昔の人々にとっては、貯蔵が可能な唯一の果物であり、まさに自然からの贈り物でした。
ドイツでは、貴重なりんごを教会に持ち寄り、聖なる木にりんごをつるして、
神の愛をたたえたと言います。
又、北欧の冬の祭りでは、常緑樹につるして、神への捧げ物とされました。
                                          
   


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